JAF、高速道路無料区間のロードサービス件数が大幅増に 1位はタイヤのパンクなど |
2010年9月16日発表
JAF(日本自動車連盟)は9月16日、7月、8月に実施したロードサービス件数を発表した。発表によると、高速道路全体では、7月は1万2027件(前年比116.2%)、8月は1万5084件(前年比106.5%)となっており、いずれも増加傾向にある。
また、高速道路無料化実験区間(全1652㎞)で実施したロードサービス件数は、7月は1022件(前年比186.8%)、8月1243件(前年比192.1%)と、いずれも大幅増となっている。いずれもロードサービス件数が増加しており、「無料化により、高速道路の利用が増加したことによる影響」と分析している。
ロードサービス件数の上位は、7月、8月とも1位が「タイヤのパンク(バースト、エア不足含む)」、2位が「燃料切れ」となっており、タイヤの空気圧や燃料など、日常点検を実施するよう、Webページなどを通じて自動車ユーザーに呼び掛けていくとしている。
●7月度
順位 | 故障内容 | 件数 | 前年比 |
1 | タイヤのパンク(バースト、エア不足含む) | 3661 | 121.0% |
2 | 燃料切れ | 1840 | 118.3% |
3 | 事故 | 990 | 101.9% |
4 | 過放電バッテリー | 718 | 114.7% |
5 | 発電機(充電回路含む) | 310 | 129.2% |
6 | キー閉じ込み | 218 | 130.5% |
7 | 補機駆動ベルト | 171 | 104.9% |
8 | オートマチックミッション | 157 | 104.7% |
9 | エンジンオイルの不足(補充含む) | 141 | - |
10 | 冷却水不足 | 133 | 108.1% |
以上計 | 8339 | 116.7% | |
その他合計 | 3688 | 115.2% | |
総合計 | 1万2027 | 116.2% |
●8月度
順位 | 故障内容 | 件数 | 前年比 |
1 | タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む) | 4695 | 114.3% |
2 | 燃料切れ | 1991 | 103.6% |
3 | 事故 | 992 | 94.1% |
4 | 過放電バッテリー | 978 | 101.1% |
5 | 発電機(充電回路含む) | 468 | 107.1% |
6 | キー閉じ込み | 278 | 104.1% |
7 | オートマチックミッション | 257 | 108.9% |
8 | 補機駆動ベルト | 265 | 116.2% |
9 | 破損バッテリー(劣化含む) | 198 | 103.7% |
10 | ラジエター | 161 | 101.3% |
以上計 | 1万283 | 107.5% | |
その他合計 | 4801 | 104.4% | |
総合計 | 1万5084 | 106.5% |
(編集部:谷川 潔)
2010年 9月 16日