トヨタ博物館、“レストア”をテーマにした企画展 パナール・ルヴァッソール、スポーツ800、2000GTが走る! |
パナール・ルヴァッソール B2は10月9日に走行予定 |
トヨタ博物館(愛知県愛知郡長久手町)は、10月9日~2011年1月10日までの期間、企画展「甦れ!クルマたち~博物館のレストア活動~」を開催する。入場料は大人1000円、65歳以上500円、中高生600円、小学生400円。開館時間は9時30分~17時。休館日は月曜日。
今回の企画展は、車両をオリジナルの状態に修復・復元する“レストア”がテーマ。実際にレストアされた車両を展示するほか、当時の生産技術やレストア関係の工具・部品、過去のレストア記録の映像などを紹介。
展示ゾーンには、テーマ別にダットサン フェートン11型(1932年)、ダットサン ロードスター(1934年)、筑波号(1935年)、ビュイック(1937年、木炭乗用車)、パナール・ルヴァッソール B2(1901年)、ヂャイアント・コニーAA27型(1961年)の6台が並べられる。
また、イベント期間中の10月9日、16日、23日、30日、11月3日、13日には、パナール・ルヴァッソール B2をはじめ、トヨタスポーツ800やトヨタ2000GTなどが走行披露を行う。スケジュールは次のとおり。
開催日 | 時間 | 走行車両 | 場所 |
10月9日 | 11時~ | パナール・ルヴァッソール B2 | P1駐車場(無料ゾーン) |
10月16日 | 11時~、14時~ | パブリカシリーズ(セダン・コンバーチブル・トヨタスポーツ800) | |
10月23日 | コロナシリーズ(初代~3代目) | ||
10月30日 | テールフィンのアメリカ車(キャデラック エルドラド、シボレー インパラ) | ||
11月3日、13日 | トヨタ2000GT(トヨタ2000GT、トライアル、ボンドカー) |
そのほか、関連催事としてサイエンス講座を開く。「ゴムと樹脂の劣化」「エンジン油とその使い方」を11月20日に、「機械寿命とトラブル対策」「塗装と防錆」を12月4日に行う。いずれも定員50名で、参加費は無料。
また、トヨタ2000GTやF1カーのダンボールクラフトなどを作る工作教室「オータムイベント2010」も、10月9日~11日9時30分~16時30分に開かれる。各先着50個で、参加費は300円~1000円。
(編集部:小林 隆)
2010年 9月 17日