Maserati、“史上最速”の「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」 パリモーターショーでワールドプレミア |
Maserati(マセラティ)は9月20日(現地時間)、パリモーターショー(プレスデー:9月30日~10月1日、一般公開日:10月2日~17日)で軽量・ハイパワーの新型クーペ「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」をワールドプレミアする。2011年の第一四半期に欧州市場へ、2011年度内に日本へ投入される予定。
ストラダーレはグラントゥーリズモ Sをベースに、マセラティのワンメイクレース「トロフェオ・グラントゥーリズモMC」をはじめ、「GT4ヨーロピアンカップ」「FIA GT1ワールドチャンピオンシップ」で培われた技術が投入され、ハンドリング性能、パフォーマンスが高められた2シーターモデル。同社のラインアップ中、もっとも軽く、速いと謳う。
詳細は明らかになっていないが、エンジンの最高出力は336kW(450PS)となっており、これはグラントゥーリズモ Sに搭載するV型8気筒DOHC 4.7リッターが発生する323kW(440PS)を上まわる数値で、最高速は300km/hを突破する。その一方で、燃費性能の向上も図られていると言う。
また、より強力なダウンフォースを得るためにエアロダイナミクスの見直しが図られたほか、グラントゥーリズモ Sの持つ快適性は維持しているとした。
(編集部:小林 隆)
2010年 9月 22日