パイオニア、通信地図更新に対応するPND「エアーナビ」3製品 無料地図更新は2014年4月まで可能 |
パイオニアは、PND(Personal Navigation Device)「カロッツェリア エアーナビ」3製品を11月中旬に発売する。価格はいずれもオープンプライス。
AVIC-T05II-SV | AVIC-T05II-GR |
商品名 | 型番 | 店頭予想価格 |
5.8型ワイドVGA ワンセグTV/ microSD/WMA/MP3/AAC/WAV/WMV/MP4/AVI対応 メモリー通信ナビゲーション | AVIC-T07II | 6万4000円前後 |
4.8型ワイドVGA ワンセグTV/ microSD/WMA/MP3/AAC/WAV/WMV/MP4/AVI対応 メモリー通信ナビゲーション | AVIC-T05II-SV | 5万3000円前後 |
4.8型ワイドVGA ワンセグTV/ microSD/WMA/MP3/AAC/WAV/WMV/MP4/AVI対応 メモリー通信ナビゲーション | AVIC-T05II-GR | 5万3000前後 |
5.8型ワイドVGA(800×480ピクセル)ワンセグ搭載の「AVIC-T07II」、4.8型ワイドVGA(800×480ピクセル)ワンセグ搭載の「AVIC-T05II-SV」「AVIC-T05II-GR」とも、6月発売のエアーナビ「AVIC-T07」「AVIC-T05」の後継モデル。「AVIC-T05II-SV」「AVIC-T05II-GR」の違いは本体色のみで、前モデルで限定色となっていたグリーンのモデルがAVIC-T05II-GRとしてラインアップされたことになる。
前モデルでPNDとして初めて地図更新を毎月行う「マップチャージ」機能を搭載。このマップチャージは、パソコンとmicroSDカード経由で本体の地図更新を行うものだが、新型エアーナビでは通信モジュール(別途通信契約は必要)を用いての更新も可能となった。地図更新については、2014年4月まで追加料金なしで利用できる。
地図は同社独自の圧縮地図フォーマット「L-format」を採用しており、本体内蔵の8GBのメモリーに24GB相当のデータ量を収録。前モデルで10mスケールの詳細市街地図表示を可能としていたが、市街地図における建物の家形図が約2900万件から約5000万件へと増加した。
渋滞情報に関しては、VICSが整備されていない道路の渋滞情報も把握できる「スマートループ渋滞情報」に対応し、AVIC-T07IIのみFM VICSにも対応する。そのほか、「エコステータス」機能により、推定燃費や過去の燃費との比較結果、急発進警告の表示が行える。
AV機能に関しては、いずれもワンセグの視聴ができ、microSDカードに記録したWMA/MP3/AAC/WAV/WMV/MP4/AVIの音楽・映像ファイルの再生が可能となっている。
本体サイズは、AVIC-T07IIが178×35.8×99mm(幅×奥行き×高さ)、AVIC-T05II-SV/AVIC-T05II-GRが154.2×25.8×95.1mmで、重量は500g(AVIC-T07II)、315g(AVIC-T05II-SV/AVIC-T05II-GR)。電源はDC12-24VとAC100Vに対応し、シガーソケットへの電源ケーブル接続で動作する。
取り付けには、吸盤タイプの本体取り付け金具が付属し、セカンドカーなどにエアーナビを載せ替えて利用するための載換キット「AD-T07II」(AVIC-T07II用、1万2600円)が用意される。AVIC-T05II-SV、AVIC-T05II-GRについては、AVIC-T05と同様の「AD-T05」(8400円)を利用する。
(編集部:谷川 潔)
2010年 9月 30日