日産、新型「セレナ」の情報を公開 今冬発売。アイドリングストップ機構搭載 |
日産自動車は10月4日、新型「セレナ」の情報を同社Webサイトの特設ページで公開した。
セレナは1991年に初代が発売されたミドルクラスミニバン。2007年~2009年には、3年連続でミニバン販売台数第1位(日本自動車販売協会連合会調べ)となり、2010年2月には国内販売累計台数100万台を突破した。
公開されたのは年内に発売が予定されている4代目。3代目同様にスクウェアなボディーに、やはり3代目と同じく下端がキックアップしたフロントドアのウインドーを備えた、キープコンセプトのスタイリングが見て取れるが、三角窓が大型化され、先代よりも抑揚のあるフロントマスクを与えられている。公開された写真の車両はエアロパーツを装備しており、売れ筋のハイウェイスター仕様と見られる。
また、パワートレーンにアイドリングストップ機構が採用されていることと、10・15モード燃費が15.4km/Lであることが明らかにされている。さらに、このアイドリングストップ機構の再始動用モーター「ECOモーター」は、エネルギー回生機能付きオルタネーターの機能を兼ね備えており、これにより静かで早い再始動が可能としている。
同社は電気自動車「リーフ」に代表される「ゼロ・エミッション」と、クリーンディーゼル、ハイブリッド、アイドリングストップなどの技術で従来の内燃機関を進化させたエコカー「PURE DRIVE」の2つを標榜している。4代目セレナはこのPURE DRIVEの第4弾となる。
(編集部:田中真一郎)
2010年 10月 4日