自販連（日本自動車販売協会連合会）と全軽自協（全国軽自動車協会連合会）は10月6日、2010年9月と、2010年度上半期の車名別販売台数を発表した。

■エコカー補助金終了の影響が出た9月のランキング
　自販連の登録車販売台数ランキングによれば、2010年1月から続いていたプリウス、フィット、ヴィッツのトップ3が9月単月で崩れ、ヴィッツの代わりにフリードが入った。

　またエコカー補助金の始まった2009年7月以来、ランキング入りしたモデルのほとんどが対前年比増を続けてきたが、9月は軒並み減少。伸張したモデルも伸び幅が小さくなっており、エコカー補助金終了の影響が見て取れる。

　一方、4～9月の上半期累計はやはりプリウス、フィット、ヴィッツがトップ3となった。2009年度上半期にプリウス、フィットに続いていたインサイトだが、2010年度は21位となっている。また、モデルチェンジを控えるセレナが、ステップワゴンに次ぐ台数をキープしている。

2010年9月の登録車車名別販売台数ランキング

2010年度上半期（4～9月）の登録車車名別販売台数ランキング

■タントが4カ月連続トップ
　全軽自協の軽自動車販売台数ランキングでは、9月単月でタントが4カ月連続首位。トップ3は8月と同じ顔ぶれ。

　一方、2010年度上半期累計には新顔のルークスが食い込み、2009年度に10位に入っていたエッセが12位に落ちた。

2010年9月の軽自動車車名別販売台数ランキング

2010年度上半期（4～9月）の軽自動車車名別販売台数ランキング