日産自動車は、小型商用車「NV200バネット」に新グレードのワゴン「16X-2R（2列シート5人乗り）」と「16X-3R（3列シート7人乗り）」を追加し、11月5日に発売する。価格は16X-2Rが181万1250円、16X-3Rが191万6250円。

　16X-2Rは、ビジネスとプライベートを兼用できるモデルを目指して、5名が乗車できる2列シートと広々としたラゲッジスペースを用意した。16X-3Rは従来モデルで設定していた「16S」を廃止し、新たにラインアップしたモデルとなる。

　いずれのモデルも内装をフルトリム化して質感を高めたほか、2列目と3列目シートにカップホルダーと小物入れを追加し、快適性を向上。エクステリアではフォグランプを標準装備とした。

16X-2R
16X-3R

アンシャンテ ステップタイプ

　加えて、オーテックジャパンはNV200バネット 16X-3Rをベースとした福祉車両「アンシャンテ ステップタイプ」を同日発売する。価格は213万1500円。

　アンシャンテ ステップタイプは、電動式スライドステップを助手席側スライドドアの下に装備し、乗降時の負担を軽減できる仕様とした。

　なお、従来から設定される車両後部のスロープから車いすのまま車内に乗り込める、NV200バネット「チェアキャブ」も引き続き販売する。