日本自動車殿堂、2010~11年イヤーカーは「フィット ハイブリッド」
昨年に続き、ホンダのハイブリッド車が連続受賞

2010年10月28日発表



 日本自動車殿堂は10月28日、2010年のイヤー賞と殿堂者、歴史車を発表した。

 イヤー賞は次のとおり。

受賞車(技術)
カーオブザイヤーホンダ「フィット ハイブリッド」
インポートカーオブザイヤーフォルクスワーゲン「ポロ」
カーデザインオブザイヤーホンダ「CR-Z」
カーテクノロジーオブザイヤースバル「EyeSight(アイサイト)(Ver.2)」

 なお、イヤー賞の各賞ベスト3は次のとおり。

順位入賞車(技術)
カーオブザイヤー1位ホンダ「フィット ハイブリッド」
2位ホンダ「CR-Z」
3位ニッサン「マーチ」
インポートカーオブザイヤー1位フォルクスワーゲン「ポロ」
2位シトロエン「DS3」
3位プジョー「RCZ」
カーデザインオブザイヤー1位ホンダ「CR-Z」
2位プジョー「RCZ」
3位フォルクスワーゲン「ポロ」
カーテクノロジーオブザイヤー1位スバル レガシィ「EyeSight(Ver.2)」
2位ホンダ フィット ハイブリッド「IMAハイブリッド」
3位フォルクスワーゲン ポロ「TSI×DSG」

 殿堂入りしたのは、次の5名(敬称略)。

氏名所属業績
星子勇日野重工業(現日野自動車)元専務取締役国際第1号トラック開発など
太田祐雄オオタ自動車 元代表取締役純国産車技術を開拓
八木静夫本田技研工業 元特別顧問
本田技術研究所 元主席技術顧問
高出力化・低公害エンジンの開発など
井口雅一東京大学名誉教授 工学博士人間―機械系のダイナミックス研究
高田重一郎タカタ代表取締役会長<衝突安全装置の開発と普及

 歴史車は三菱「500」が選ばれた。「モノコックボディ3ボックスのリヤエンジン・リヤドライブ方式、アルミ合金を用いたエンジン、4輪独立懸架のサスペンション、ラック&ピニオンのステアリング機構など新技術を拓いた」ことが評価された。

(編集部:田中真一郎)
2010年 10月 29日