メルセデス・ベンツ日本は11月4日、クロスオーバーSUV「R 350 4MATIC」の内外装デザインを一新して発売した。価格は789万円で、ステアリング位置は右のみ。

　エクステリアデザインは、より水平になったボンネットとフェンダーライン、新設計のヘッドライト、大型化したラジエーターグリル、クロームアンダーガードを備えたバンパーなどを採用し、より力強いデザインになった。

　リアまわりは新デザインのリアコンビネーションランプのほか、ツインクロームエグゾーストエンドを一体化したアンダーバンパートリム、両サイドにディフレクターをあしらった新デザインのバンパーを採用。

　また、ドアミラーを採用したほか18インチアルミホイール（10スポーク）のデザインは一新。ドライビングライト、テールライト、ウインカーはLED化された。

　インテリアでは、シート形状を変更するとともに「アスペン」ファブリックと人工皮革「ARTICO」の組み合わせを標準化。オプション設定の本革シートも新しいデザインになった。

　インテリアカラーはダッシュボードやステアリングホイールに明るい色を、ドアアームレストに暗い色を採用する、コントラストカラーを組み合わせたツートンカラーとなる。さらにウッドトリムは、艶やかなウォールナットウッドとし、さらにブラックポプラウッドをオプションで用意する。

　装備面ではETC車載器を標準化したほか、メーターパネルを一新。パネル内のベースカラーをホワイトとし、立体効果を持たせて視認性を高めたと言う。

　エンジンはV型6気筒DOHC 3.5リッターで、最高出力200kW（272PS）/6000rpm、最大トルク350Nm（35.7kgm）/2400－5000rpmを発生。トランスミッションは7速ATで駆動方式は4WD。

　ボディーサイズは4930×1920×1660mm、ホイールベースは2980mm。