フォルクスワーゲン グループ ジャパンは11月16日、ディーラー業務に関わる専門知識や実務能力を競い合う「フォルクスワーゲン ディーラー パフォーマンス コンテスト2010」の決勝大会を開催し、サービステクニシャン部門、セールスエグゼクティブ部門、アドバイザー部門、パーツ部門の優勝者を決定した。

　同コンテストは車両修理、販売時の接客、サービス入庫時の受付対応、部品検索など、各項目で必要な専門知識や実務能力を問うもので、それぞれの部門に学科と実技試験が設けられ、総合得点によって順位を決定する。今年は229店舗から689名が全国予選に挑戦し、46名が決勝大会に駒を進めた。

　サービステクニシャン部門では、不具合の状況をプロの見地から正確に補足できたか、専用の診断機器や整備書を使って手順通りに作業ができたか、さらに不具合個所の構造や電気回路を熟知しているかを問われた。

　セールスエグゼクティブ部門では「お客様の話を傾聴する」、「お客様のニーズを聴き出す」技術、それらを元に的確な提案やコミュニケーションができたかどうかが試された。

　また、アドバイザー部門では接客・問診・提案、顧客ニーズの発掘などについて、パーツ部門では基礎知識のほか部品検索システムを活用した正確・迅速な部品検索、在庫管理に関する知識が問われた。

　サービステクニシャン部門、アドバイザー部門の優勝者は、独フォルクスワーゲンAGが主催する世界大会「Service Qualification World Championship（SQWC）」に日本代表選手として出場する。SQWCは2011年5月に開催される予定。

　各部門の入賞者は次のとおり（敬称略）。

■サービステクニシャン部門

■セールスエグゼクティブ部門

■アドバイザー部門

■パーツ部門