スバル、次期インプレッサのコンセプトモデルをLAショーで公開 4ドアクーペスタイルに変貌した「スバル インプレッサ コンセプト」 |
スバル(富士重工業)は、11月17日(現地時間)に開幕した米国「LAオートショー」で、次期インプレッサのコンセプトモデル「スバル インプレッサ コンセプト」を世界初公開した。
スバル インプレッサ コンセプトは、同社が新たに設定したブランドステートメント「Confidence in Motion」を具現化したもの。ボディーサイズは4520×1820×1430mm、ホイールベース2640mm。エンジンは新世代の水平対向4気筒 2リッターで、トランスミッションはCVTを採用する。定員は4名。
エクステリアデザインのコンセプトを「Dynamic flow&Confident stance」とし、スポーティと躍動感を強調した4ドアクーペスタイルを採用した。前方に延ばされたAピラー、力強さが与えられたCピラーにより、室内空間を広くとるとともに空力性能を高めることに成功。また、4WDモデルであることを特徴づけるフェンダーアーチ、ワイド&ローフォルムにより、“走り”を強調するほか“信頼”と“安心”を表現したと言う。
フロントまわりは新世代であることを特徴づける、スプレッドウィングを中央に配置したヘキサゴングリルを採用したほか、六角形の辺を中心に広がるフロントフェイスや、エンジンフードの立体的な面構成によって存在感を高めている。
ボディーサイドのラインはシンプルなラインと力強いフェンダーデザインを組み合わせ、特にリアコンビネーションランプにつながるキャラクターラインは、同モデルの躍動感を強調するもの。
リアまわりもフロントまわりと共通のコンセプトが与えられ、中央のリヤガーニッシュをヘキサゴンシェイプとし、立体的で張り出し感のあるデザインとした。リアコンビネーションランプの内部は奥行き感を強調したレイヤー形状とし、グラデーションを効かせた独特なライティングを採用する。
インテリアデザインのコンセプトは、「Dynamic, Enticing, Secure」。エクステリア同様、ダイナミックな流れを表現するとともに「安心と愉しさ」を表現したと言う。
4シートレイアウトを採用し、シート素材はプラチナカラーのレザーを用いた。これにダークブルーのパイピングやWステッチを組み合わせる。
インストゥルメントパネルはレイヤー感を強調し、上下段で2色のプラチナカラーを使い分けることで広さと品質感を表現している。センターパネルにはタッチパネル式のマルチファンクションディスプレイを配置。
そのほか、独自の運転支援システム「EyeSight」も搭載する。
(編集部:小林 隆)
2010年 11月 18日