フォードがマツダ株を売却し、筆頭株主から第4位株主へ 11月19日の市場取引で売却 |
2010年11月18日発表
マツダは11月18日、同社の筆頭株主である米フォードがマツダ株を売却し、第4位株主へなることを発表した。
フォードは現在、マツダの発行済株式の11%を持ち筆頭株主となっているが、7.5%の株を東京証券取引所の立会外市場取引を通じて11月19日に売却する。株式の移動予定日は11月25日。売却後の保有割合は3.5%。売却先は、マツダの取引先企業とされている。
マツダの山内孝代表取締役会長 社長兼CEOは、「フォードとは、引き続き当社株式を3.5%保有する大口株主として、30年以上培ってきた戦略的提携関係を継続することで合意しています。両社は、今後とも主要な合弁事業や技術情報の交換など、双方がメリットを得られる分野で協力していきます」と述べており、経営方針、業績についても影響はないとしている。
(編集部:谷川 潔)
2010年 11月 18日