ハンファ・ジャパン、車内・車外のデュアルカメラ搭載ドライブレコーダー「M9GPS」 2万円を切る価格ながら、GPSや3軸Gセンサーも搭載 |
ハンファ・ジャパンは11月26日、車内・車外のデュアルカメラ搭載ドライブレコーダー「M9GPS」を発売した。同社のWeb直販サイトである「UMAZONe(うまぞん)」での限定販売で、価格は1万9800円。
M9GPSは、水平89.8度・垂直67.2度のレンズ視野角を持つ30万画素のCMOSカメラセンサーを2基搭載。フロントカメラ部は230度の回転が可能で、車内カメラ部は90度の回転が可能となっている。さらに車内カメラ側面には、6灯の赤外線LEDを装備。照度センサーにより、赤外線LEDが自動点灯し0ルクス下の撮影も可能であると言う(車内カメラはOFF設定可)。
本体前面。中央部にフロントカメラを搭載する | 本体後面の車内側。車内カメラや操作部が並ぶ | フロントカメラ部は230度、車内カメラ部は90度の回転が可能 |
映像の記録方式はH.264(MPEG-4)。記録解像度は640×480ピクセル(16fps/6fps)の高画質のほか標準画質(8fps/3fps)、低画質(5fps/2fps)が用意され、付属の4GB SDHCカードに記録する。録画時間は4GB SDHCカード使用時で、約4時間(高画質)、約6時間(標準画質)、約9時間(低画質)。ループ記録のほか音声の同時記録も可能。
GPSを搭載し、日時、緯度経度、速度情報を記録できるほか、XYZの3軸Gセンサーにより加速度情報も記録。付属のパソコン再生専用ソフトにより、記録データの再生時に、フロントカメラ映像、車内カメラ映像、速度、緯度経度、加速度、Googleマップの軌跡情報を同時に見ることができる。また、GPSログデータは10分ごとに1ファイル、最大420ファイル生成され最大70時間の記録が可能。付属のGPS Trackerソフトにより、走行軌跡のほか、走行距離、走行時間、停止時間、平均速度、最高速度を表示できる。
付属の記録ファイル再生ソフト画面。デュアルカメラの映像や加速度情報、軌跡情報を同時に見ることができる | 赤外線LED使用時の再生画面。右側中央部の車内カメラ映像が白黒になる | GPS記録情報を再生するGPS Tracker。走行軌跡に加え、走行距離、走行時間、平均速度、最高速度などを表示可能 |
電源はDC12~24V。付属のシガー電源ケーブルから給電でき、フロントガラスに両面テープで固定して使用する。本体サイズは97mm×φ37mm(幅×直径)、マウント部を含むサイズは97×50×54mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約90g。
(編集部:谷川 潔)
2010年 11月 26日