高速道路会社各社、年末年始の渋滞予測を発表
ピーク時の渋滞長トップは東名高速 大和トンネル付近の45km

2010年12月3日発表



 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)、日本道路交通情報センターは12月3日、年末年始期間の交通渋滞予測を発表した。

 渋滞予測は、昨年の年末年始、今年のゴールデンウィーク、お盆時期に確認された交通量の増加実績や渋滞状況を踏まえて予測したもの。

 発表によると年末年始期間の渋滞は、上下線とも2011年1月2日と3日に10km以上(ピーク時)の渋滞が多く発生すると予測。ピーク時の渋滞長がもっとも長いのは、1月2日18時ごろに発生が予測される東名高速道路(上り) 御殿場IC(インターチェンジ)~横浜町田IC間・大和トンネル付近の45km。通過時間は約110分となっている。

 特に長い渋滞の発生予測は次のとおり。

区分ピーク日時道路名(方向)発生個所ピーク時渋滞長渋滞ピーク時通過時間
下り1月3日17時ごろ東名高速道路富士川SA付近35km約85分
1月2日17時ごろ中国自動車道宝塚東トンネル付近30km約150分
上り1月2日18時ごろ東名高速道路大和トンネル付近45km約110分
1月2日17時ごろ東名阪自動車道四日市IC付近40km約100分
1月3日17時ごろ東名阪自動車道四日市IC付近40km約100分

 また、10km以上(ピーク時)の渋滞回数を予測した日別発生回数は、上り、下りあわせて204回としており、これは昨年と比べて8回少ないもの。30km以上の渋滞回数も、昨年よりも8回少ない合計9回としている。

渋滞規模

2010年度年末年始

2009年度年末年始
合計上り下り合計上り下り
10km以上の渋滞回数204回136回68回212回130回82回
30km以上の渋滞回数9回7回2回17回13回4回

 なお、12月24日と2011年1月3日は平日だが、ETC休日特別割引を適用すると高速道路各社から発表されている。

(編集部:小林 隆)
2010年 12月 3日