キャンピングカーは「子供の教育やしつけに有益」と7割以上のユーザー 日本RV協会のアンケート調査より |
日本RV協会(JRVA)は12月15日、キャンピングカーユーザーを対象に行ったアンケート調査の結果を発表した。
この調査は、11月1日~12月1日の1カ月間、同協会のWebサイトを閲覧したキャンピングカーユーザーに対し、キャンピングカーが子供情操教育やしつけに有益かどうかを調査したもの。202名の有効回答を得ている。
調査よれば、「有益」と回答した人は51.5%(104票)で、「どちらかというと、有益」と回答した人の23.8%(48票)を加えると、全体の75.2%が「キャンピングカーは子供情操教育やしつけに有益」と考えており、「有益ではない」「どちらかと、有益ではない」と回答した人はそれぞれ4.0%(8票)、2.0%(4票)にとどまる結果となった。
リリースでは核家族化が進行し、親子が顔を合わせないことが日常化している現代社会の問題点を指摘する一方で、2010年8月に発行された「キャンピングカー白書2010」のデータ結果を例に挙げ、キャンピングカーを購入したことによって62.4%の人が「家族との会話で、キャンプ、旅行、温泉などの共通の話題を持てるようになった」と回答していることを紹介。
さらに、「キャンピングカーのなかで家族が顔を合わせて食事を取ったり、焚き火を前に、野外で語り合ったりすることは、“失われた団らん”を取り戻すための絶好のチャンス」としており、アンケート結果からもキャンピングカーはこうした社会問題を改善できるとの認識を示している。
(編集部:小林 隆)
2010年 12月 15日