広汽ホンダ、若者ターゲットの新型コンパクトセダン「理念S1」 初の自主ブランドモデルを広州モーターショーで発表 |
本田技研工業の中国現地法人である広汽本田汽車有限公司(広汽ホンダ)は12月20日(現地時間)、中国広州市で開催されている「2010年広州モーターショー」(会期:12月20日~27日)において、自主ブランド初のモデルとなる「理念S1」(英語名Everus)を発表した。
「理念」は中国の若年層やエントリー層をターゲットにした自主ブランド名で、デザインから開発、生産、販売まで一貫して広汽ホンダが担う。同ブランドの投入により、中国自動車市場のさらなる成長を目指す。
理念S1は小型車プラットフォームを採用したコンパクトセダンで、力強さと存在感、躍動感を強調したデザインが施され、1.3リッターおよび1.5リッターエンジンの2モデルをラインアップ。2011年春の発売を予定する。
なお、2010年の中国におけるホンダの販売実績は、販売計画を2万台上回る65万台以上になるとの見通しを立てており、2011年については前年比約12%増の73万台を目指すとしている。
(編集部:小林 隆)
2010年 12月 20日