日産、広州モーターショーで新型グローバルセダン「サニー」発表 2011年以降世界170カ国に順次投入予定 |
日産自動車は12月20日(現地時間)、「2010年広州モーターショー」(会期:12月20日~27日)において新型グローバルセダン「サニー」(陽光、読み:ヤンゴン)をワールドプレミアした。中国市場で2011年1月に発売し、その後世界170カ国に順次投入していく。価格は8.28~11.28万人民元(日本円で104~142万円)。
新型サニーは30歳前後のファミリー層をターゲットにしたミドルクラスセダンで、「躍動感あふれる堂々としたスタイリング」「広く快適な室内空間」「クラストップレベルの燃費性能」を特徴とする。
エクステリアは、張り出したフェンダーラインやサイドからリアにつながるキャラクターラインなどによって、1クラス上の風格とスポーティさを演出するデザインとした。フェンダーの形状、トランクリッド後端のスポイラーなどフォルム全体で空力特性を向上させたと言う。
パワートレーンは、中国市場で初採用となるデュアルインジェクター搭載の1.5リッター「HR15DE」と、副変速機付新世代エクストロニックCVTの組み合わせ。
サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リアがトーションビームで、ハンドリング性と乗り心地のよさを両立したと言う。
なお、2010年の中国市場での販売実績は、当初の販売計画(86万台)を大きく上回る100万台以上になるとの見通しで、2011年は115万台の販売を計画している。
(編集部:小林 隆)
2010年 12月 20日