ダイハツ、欧州市場から撤退

2011年1月14日発表



 ダイハツは、欧州での新車販売を、1月いっぱいで終了する。

 欧州CO2規制等への対応コスト増加、ユーロ安・円高などにより、日本生産の完成車輸出では事業が成り立たないためとしている。

 新車販売終了後も部品供給などのアフターサービスは継続する。

 同社の欧州での販売台数は、2007年の5万8600台をピークに、2010年は1万9300台まで落ち込んでおり、海外販売台数に欧州が占める割合も、2007年の16.3%から、5.3%となっていた。

(編集部:田中真一郎)
2011年 1月 14日