阪神高速、「交通管制センター見学会」の参加者募集
交通管制システムの運用開始40周年を記念し、3月5日に開催

阪神高速交通管制センター(阪神高速道路HPより転載)

2011年3月5日開催
参加費無料



 阪神高速道路は、同社が管理する交通管制システムの運用開始40周年を記念し、3月5日に「交通管制センター見学会」を開催する。応募期間は1月24日~2月7日で、参加費は無料。

 同社の交通管制システムは、円滑な交通流を維持し、道路の機能を最大限に発揮させること、安全で快適な走行を確保することを目的に1969年に初導入。その後整備拡張が続けられ、現在使われているシステムは1990年に導入されたものとなる。

 交通管制センターには、情報処理を行うコンピュータと管制員が管制業務を行うための交通状況モニター装置などを設置。これらは本線上の車両検知器、テレビカメラ、車両番号読取装置(AVI)、突発事象検出カメラなどから交通流に関する情報を得て、渋滞悪化を防止するための情報を本線上や入り口、一般道路に設置される文字情報板、図形情報板、所要時間表示板、VICSなどに情報提供する。

 また、交通管制センターは事故や故障車などの交通障害にも対応し、正常な交通流に回復させるための交通管理の支援も行っている。

 今回開かれる見学会は、中学3年生までの小人(小学生以下は要保護者同伴)を対象にした回を13時~15時に、高校生以上の大人を対象にした回を15時30分~17時30分に実施。各回30名を募集し、募集人数を上回った場合は抽選となる。

 当日は交通管制室の見学のほか、交通管制設備の展示や、パトロールカー、阪神高速キャラクター「もぐらのコージくん」との記念撮影会も行われる。

(編集部:小林 隆)
2011年 1月 24日