ポルシェ ジャパンは、「ボクスターS ブラックエディション」を、3月に導入する。価格は明らかにされていない。

　水平対向6気筒エンジンをミッドシップに搭載するオープンスポーツカー「ボクスター」の最上級モデルに位置づけられるが、987台の限定販売となる。

　エンジンはボクスターSと同じく3.4リッターの直噴だが、最高出力がボクスターSの310ps/6400rpmに対して320PS/7200rpmに、最大トルクが360Nm/4400-5500rpmに対して370Nm/4750rpmに高められている。

　トランスミッションは6速MTと7速デュアルクラッチAT「PDK」。0-100km/h、最高速度、燃費は、MTが5.2秒、276km/h、約10.3km/Lで、PDKは5.1秒、274km/h、約10.6km/Lとなる。

　タイヤは前235/35 ZR19、後265/35 ZR19。

　ブラックエディションの名称にふさわしく、エクステリアはリアサイドエアインテークグリル、ツインテールパイプ、ロールオーバー・バー、ウインドディフレクター、モデル名ロゴまでブラック塗装で仕上げられる。ソフトトップとドアエントリーガードには「ブラックエディション」のモデル名ロゴが刻まれる。

　インテリアも3連メーターパネルや各種トリムがブラックで統一され、グローブボックスにはシリアルナンバープレートが付く。

　また通常はオプションの「コンフォートパッケージ」「デザインパッケージ」に加え、ウインドディフレクター、自動防眩ルームミラー・ドアミラー（レインセンサー内蔵）、クルーズコントロール、クライメートコントロールシステム、ダイナミックコーナリングライト付きバイキセノンヘッドライト、LEDデイタイムランニングライトが標準装備される。

　セラミックコンポジット・ブレーキ（PCCB）、アクティブサスペンション・マネージメントシステム（PASM）、メモリー機能付アダプティブスポーツシートはオプションとなる。