RE雨宮、SUPER GTから撤退 |
ドリフト競技会のD1には引き続き参戦し、今年からRX-8に車両を変更する(写真は東京オートサロン2010で行われたD1キックオフデモラン時のもの) |
RE雨宮レーシングは2月13日、SUPER GTから撤退すると発表した。
1995年の全日本GT選手権からプライベートチームとしてレースに参戦し、近年では「ロータリーの火は消さない」を合言葉にSUPER GT GT300クラスに出場していたRE雨宮レーシングだが、近年の厳しい経営環境にあって、中長期的な観点から撤退を決定したと言う。
今回の決定について、「来年もがんばって下さいと頂いておりましたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは、大変、苦渋をともなう決断であった」とリリースに記載されている。
SUPER GT参戦車両のM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7については、今後マレーシアのMUTIARA MOTORSに譲渡され、現地のMUTIARA MOTORS ミュージアムに展示・保管されるほか、定期的なイベントなどで走行するとしている。
なお、ドリフト競技会の「D1 GRAND PRIX SERIES(D1)」には引き続き参戦することを決定しており、今年はRX-7からRX-8に車両を変更して参戦する。
(編集部:小林 隆)
2011年 2月 14日