ランチア、ジュネーブショーに新型「デルタ」など出展 |
伊ランチアは2月14日、第81回ジュネーブ国際モーターショー(プレスデー:3月1日~2日、一般公開日:3月3日~13日)での展示概要を発表した。
ジューネーブショーには、新型「デルタ」、新型「イプシロン」、新型「テーマ」、新型「グランド ボイジャー」に加え、「フラビア コンセプト」「フラビア カブリオ コンセプト」を出展。
新型デルタは、ユーロ5の排ガス規制に適合する新開発の最高出力105HPの1.6マルチジェットエンジン搭載車などをラインアップ。運転状況や路面状況に最適なサスペンション制御を行う「リアクティブ サスペンション システム」、車線逸脱警告を行う「ドライビング アドバイザー」、駐車時のステアリング操作を自動で行う「マジック パーキング」など数々の先進システムを装備する。
新型イプシロンは、ガソリンエンジンとして、69HP 1.2リッター 4気筒と、85HP 0.9リッター ツインエアエンジンを用意。95HPの1.3リッター マルチジェットII ディーゼルエンジン、LPGとガソリンのデュアルフェールエンジンもラインアップする。
新型イプシロン |
ランチアのフラッグシップとなる新型テーマは、クライスラー 300のOEM車。292HPのV型6気筒 3.6リッター ガソリンエンジン、190HPまたは224HPのV型6気筒 3.0リッター ディーゼルエンジンが用意され、ガソリンエンジンモデルは8速AT、ディーゼルエンジンモデルは5速ATを介し、後輪を駆動する。フラッグシップらしく、内装にはナッパレザーやポルトローナ・フラウ製のレザーを奢る。
新型グランド ボイジャーもクライスラーのOEM車。フラビア コンセプト、フラビア カブリオ コンセプトは、クライスラー 200をベースとしたコンセプトカーで、カブリオレモデルは電動ソフトトップを備えるものとなる。
新型テーマ | 新型グランド ボイジャー |
フラビア コンセプト | フラビア カブリオ コンセプト |
(編集部:谷川 潔)
2011年 2月 14日