NEXCO中日本、渋滞の名所「東名 音羽蒲郡IC~豊田JCT間」を一部3車線に
新東名開通までの暫定運用。2011年秋ごろ開始

暫定3車線運用区間

2011年2月23日発表



 NEXCO中日本(中日本高速道路)は2月23日、東名高速道路 音羽蒲郡IC(インターチェンジ)~豊田JCT(ジャンクション)間の一部区間を暫定的に片側2車線から3車線にすると発表した。開始時期は2011年秋を予定しており、新東名高速道路(引佐JCT~豊田東JCT)完成後まで実施する。

 音羽蒲郡IC~豊田JCT間は上下線とも慢性的に渋滞する個所として知られており、1日に約10万台の交通量がある。今後、新東名の部分供用(御殿場JCT~三ケ日JCT)開始を2012年度に予定していることもあり、さらなる渋滞の発生が見込まれている。

 そのため、上りは豊田JCTから音羽蒲郡IC手前までの約21kmを、下りは美合PA(パーキングエリア)から豊田JCTまでの約15kmを、現在の2車線運用から3車線運用に変更し、渋滞および渋滞に伴う事故の減少を図る。

 工事は、2011年2月下旬から2011年秋ごろまで予定しており、3車線運用の開始時期は決定次第発表される。なお、この3車線運用は、2014年度を予定している新東名 引佐JCT~豊田東JCT完成後は、2車線運用へと戻される。

(編集部:谷川 潔)
2011年 2月 23日