アルファ ロメオ、コンパクトミッドシップスポーツ「4Cコンセプト」 2012年に発売 |
伊アルファ ロメオは、第81回ジュネーブ国際モーターショー(3月1日~13日)でコンセプトカー「4Cコンセプト」を公開した。2012年の発売を予定している。
コンパクトな2シーターのミッドシップ後輪駆動スポーツカー。サイズは全長4m以下、ホイールベース2.4m以下とだけ明らかにされている。
伝統の「盾」の左右に広がるフロントグリル、その上にマウントされた涙滴型のヘッドライトユニットで形作られるフロントマスクや抑揚のあるボディーライン、丸型テールランプを配したテールエンドなど、スタイリングは同社のフラッグシップスポーツモデル「8Cコンペティツィオーネ」のイメージを用いたもの。
8Cからの引用はスタイリングだけでなく、ボディー構造にも及び、カーボンのパッセンジャーセルの前後にアルミのフレームを配する。
エンジンは1.75リッター直列4気筒直噴ターボのいわゆる「1750」。吸排気無段階可変バルブタイミング機構やスカベンジング・コントロールを備え、200HP以上を発生する。乾燥重量850kg以下のカーボン+アルミの軽量ボディにより、パワーウェイトレシオは4kg/HPに抑えられ、最高速度は250km/h、0-100km/h加速は5秒を切る。
またエンジンをミッドシップにマウントすることで、前後重量配分を40:60としている。サスペンションは前ダブルウィッシュボーン、後マクファーソンストラット。
(編集部:田中真一郎)
2011年 3月 4日