ソフトバンクテレコムなど、飲料自販機を活用したEV用充電器普及事業
事業プロジェクト名称は「EV VENDER(イーブイベンダー)」を予定

2011年3月7日発表



 ソフトバンクテレコムなど10社は3月7日、飲料自動販売機を活用した電気自動車(EV)用充電器の国内インフラ普及事業を開始すると発表した。

 参加企業は、ホーキング、インキュベーター、日本ユニシス、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイル、ビーライト、パナソニック電工、福西電機、内外電機、愛知電機で、ホーキングが出資及び提携関係を確立する国内飲料オペレーター組織も連携する。

 このインフラ普及事業は、飲料自販機とEV用充電器を同時に設置することで、EV用充電器本体と工事費の設置者費用負担の無料化を実現。飲料自販機とEV用充電器は、それぞれ施設内の離れた場所に設置が可能で、飲料オペレーターが、飲料補充と同時にEV用充電器の稼働確認や周辺清掃の人的巡回サポートを無償で実施する。

 事業の開始日は3月10日、プロジェクト名称は「EV VENDER(イーブイベンダー)」を予定しており、専用Webサイト(http://www.evvender.jp/)で設置情報などを公開していく。

各社の役割
ホーキング本事業展開をインキュベーターとともに開発、事業を主催
インキュベーターホーキングとともに当事業を開発・共同主催
日本ユニシスEV用充電器の集中管理を行うための充電インフラシステムサービス「smart oasis(スマートオアシス)」を提供
ビーライト全国100社以上の施工兼営業組織を活用した、「EV VENDER」の営業施工展開
パナソニック電工EV用充電器の開発製造と提供
福西電機利用者の識別認証が出来る「パ・チャ・ポ」の充電管理用通信ボード機能の提供
内外電機EV用充電器の開発製造と提供
愛知電機EV用充電器の開発製造と提供

(編集部:谷川 潔)
2011年 3月 7日