出光、八戸油槽所の入出荷を再開 東北地区における石油製品出荷基地はすべて復旧 |
2011年3月30日発表
出光興産は3月30日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)後、津波による被害で出荷を停止していた八戸油槽所(青森県)の入出荷を開始した。これにより、同社の東北地区における石油製品出荷基地はすべて復旧したことになる。
八戸油槽所には、北海道製油所でガソリン2500kL、灯油1200kL、軽油1700kLを積載した石油タンカーが同日8時30分着桟。石油製品は、八戸油槽所のタンクローリー40台で青森県内および岩手県、宮城県に配送する。
なお、同社は2011年度に予定していた創業100周年記念行事の一部を中止。その費用を含めた5億円を義援金として東日本大震災により被害を受けた5県(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県)に各1億円ずつ寄贈する。
(編集部:谷川 潔)
2011年 3月 30日