トヨタ、日産、ホンダ、全工場での生産再開 当面は5割程度の生産にとどまる見込み |
2011年4月8日発表
トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業は4月8日、今後の国内工場の稼働について発表した。
3社ともに4月中旬には全工場での生産を再開するが、部品供給の問題から、当面は通常の5割程度の稼働になるとしている。
トヨタ自動車は、4月18日~27日の間、すべての工場で生産を再開する。大型連休を挟んで5月10日以降については、状況を確認した上で判断する。
日産自動車は、すでに稼働中の横浜工場に加え、追浜工場と日産車体が4月11日から、九州工場と日産車体九州が4月13日から、栃木工場といわき工場が4月18日から生産を開始する。
本田技研工業は、4月11日から埼玉と鈴鹿での生産が再開し、全工場が稼働することになる。同社は一部の海外生産拠点でも減産している。
このほか、ダイハツ工業は滋賀(竜王)工場とおよびダイハツ九州 大分(中津)第1工場でムーヴ・ハイゼット(カーゴ/トラック)・ミラの生産を継続。また滋賀(竜王)工場で4月18日からタントの生産を再開する。一方で本社(池田)工場と京都工場は、操業休止を継続するとしている。
(編集部:田中真一郎)
2011年 4月 8日