JAF、救援作業時に救援依頼者用安全ベストを導入 2次事故の防止策を強化 |
JAF(日本自動車連盟)は5月9日、救援作業中に依頼者に着用させる安全ベストを、2011年度から導入したと発表した。
安全ベストは「高視認性安全服」と呼ばれ、欧州工業品規格EN471に準拠したもの。1着ごとに専用ケースで保管し、清潔な状態で着用できるようにしていると言う。
救援作業中の追突など2次事故を防ぐためのもの。JAFは従来から、高速道路での救援作業には作業者のほかに後方警戒車を配備し、2次事故の防止策をとってきた。しかし、2010年の高速道路における事故1万2200件のうち7割が追突事故であること、法令違反別交通事故件数では前方不注視が最も増加していることに鑑み、安全確保を強化したと言う。
安全ベストの背面 | 後方警戒車 |
(編集部:田中真一郎)
2011年 5月 9日