首都高、雨天時の事故削減を目指す「レインスマートドライバー計画」 |
首都高速道路は、同社主導で実施している市民主体型交通安全プロジェクト「東京スマートドライバー」の一環として、雨天時の事故削減を目指す「レインスマートドライバー計画」を、6月6日から開始する。
同社によると、雨天時の事故発生率は晴天時と比較して6倍に上り、その大半が「スピード」「車間距離」「視界不良」を原因にしたものだと言う。
これらの要因はドライバーの心構えや知識で防げるものであるとし、梅雨の始まりを告げる芒種(6月6日)から梅雨の終わりを告げる大暑(7月23日)までの期間を「雨天事故削減強化期間」と位置づけ、安全意識を高める2つの作戦を実施する。
1つは雨の日の事故ゼロを願うピンクチェックのてるてる坊主を用意し、店頭や軒先などでてるてる坊主の掲出や配布をできる人を募集。東京スマートドライバー公式サイトから受け付ける。
もう1つは「雨の日の運転で気をつけること」や、「雨の日でも気持ちよく安全運転できるアイデア」など、市民が考えたアイデアやアクションを公式サイトで募集する。
また、ワークショップやレイングッズギャラリーを展開するなど、雨の日の交通事故削減にまつわるイベント「レインスマートドライバーズデイ」を、6月下旬に開催する。
(編集部:小林 隆)
2011年 5月 20日