フリースケール、デジタルメーターパネル向け32bitマイコン「MPC5645S」 初のシングルチップソリューション |
2011年6月21日発表
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは6月21日、Qorivvaマイクロコントローラ「MPC5645S」ファミリーを発表した。
MPC5645Sは、デジタル・グラフィックス、デュアル・ディスプレイ、およびビデオ入力(バックアップ・カメラなどのアプリケーション向け)などの機能を備え、車載用デジタルメーターパネル向けのワンチップマイコンとなる。
CPUには32bit Power Architectureのe200z4dコアを、2MBのフラッシュメモリー、64KBのRAMを搭載し、OpenVGの2Dグラフィックスアクセラレーター、内蔵グラフィックスRAM(1MB)など備える。パッケージは、176ピンLQFP、208ピンLQFP、416ピンTEPBGAの3種で、416ピンTEPBGAが高機能なモデルとなる。
MPC5645Sのブロックダイヤグラム | MPC5645Sを使用した際のシステム構成例 |
(編集部:谷川 潔)
2011年 6月 22日