スズキ、フィアットと1.6リッターディーゼルエンジンの供給で合意
2013年に生産予定の新型車に搭載

2011年6月27日発表



 スズキは6月27日、伊フィアット・パワートレイン・テクノロジー(FPT)から高出力・低燃費の1.6リッターディーゼルエンジンの供給を受け、2013年からハンガリーのマジャールスズキで生産予定の新型車に搭載すると発表した。

 スズキは、2006年からマジャールスズキで生産している「SX4」に2.0リッターのフィアット製ディーゼルエンジンを搭載しているが、今回排気量を落とした1.6リッターディーゼルエンジンを搭載することについて、昨今の主流となっているダウンサイジング化の流れに沿ったものと説明している。

 この1.6リッターディーゼルエンジンは同社の4輪駆動システムとのマッチングに優れると言い、燃費だけでなく「優れた商品性を実現することが可能となる」としている。

(編集部:小林 隆)
2011年 6月 27日