日産自動車は7月4日、小型商用車「NV200」（日本名：NV200バネット）をベースにした電気自動車（EV）の実証運行をグローバルに開始すると発表した。

　「リーフ」に続き小型商用車のEVを準備し、ゼロ・エミッション領域での主導権を握る構え。

　まずは郵便事業にNV200ベースのEVをモニター車（1台）として貸与する。郵便事業は神奈川県横浜市内で集配業務にモニター車を2カ月間使い、ビジネスにおける実用性を確認する。

　その後、欧州の現地企業とも連携して同内容の実証運行を行うとしている。