ブリヂストン、縁石などにタイヤの側面を接触させたドライバーは6割以上 タイヤの安全に関する調査結果より |
ブリヂストンは7月8日、タイヤの安全に関する調査結果を発表した。
同社が3月に創立80周年を迎えたこと、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が推進する「タイヤの日」が4月8日であることから、毎月8日を「ブリヂストン タイヤセーフティーの日」に設定し、2012年2月まで毎月タイヤの安全に関する情報を発信している。今回は「タイヤの側面」についての質問が行われた。
アンケート対象は自家用車を所有し、月に1回以上クルマを運転しているドライバーで、6月17日~19日にインターネット調査を実施。男女各500名から回答を得ている。質問内容は「タイヤの側面を縁石などに接触させたことがありますか」「タイヤは側面のキズなどが原因でパンクする可能性があることをご存じでしたか」の2つ。
その結果、タイヤの側面を接触させたことが「ある」と回答した人は66%に上り、さらにタイヤの側面のキズが原因でパンクする可能性があることを知らなかった人は44%となった。
タイヤの側面は路面と設置する面(トレッド)よりも薄い構造で、かつ走行中にもっともたわみが激しい部分であることから、同社は「キズをそのままにしているとパンクやバーストなどの重大なトラブルにつながる」「路面と接地しないタイヤの側面は安全面で見落としがちだが、点検が不可欠」と警鐘を鳴らしている。
(編集部:小林 隆)
2011年 7月 8日