伊マセラティ、フェンディとコラボレーションした「グランカブリオ フェンディ」
フランクフルトショーで公開

グランカブリオ フェンディ

2011年8月26日(現地時間)発表



 伊マセラティは8月26日(現地時間)、イタリアのファッションブランド「フェンディ」とコラボレーションした特別仕様車「グランカブリオ フェンディ」を、第64回フランクフルトモーターショー(プレスデー:9月13日~14日、一般公開:9月15日~25日)でワールドプレミアすると発表した。

 4シーターオープンモデルの「グランカブリオ」をベースに、内外装の随所にフェンディブランドを感じられる特別装備を施した。デザイナーはフェンディ家3代目のシルヴィア・フェンディが務めた。

 エクステリアでは、ボディーカラーに「グリージョ フィアンマ フェンディ」と呼ばれる玉虫色がかったダークグレーのスペシャルカラーを採用。さらに表面はゴールド仕上げとなる。また、同ブランドの代表的なブランドロゴ「ダブルF」が、20インチアルミホイールやロッカーパネルのライン、レザーシートのステッチ、専用ボディーカバー(ブラック)に使われる。

 インテリアは、ダッシュボード、ドア内側、シフトレバーなどにフェンディ伝統のイエローカラーのウッドトリム「ペルガメーナ フェンディ」を採用するとともに、シフトレバーやフロアマットの縁どりに定番コレクション「セレリア」の最高級レザー「クオイオ ローマ」が使用される。

 さらに、マセラティブランドのロゴ「トライデント」のエッチングとフェンディのロゴ、フェンディにとって象徴的な数字の「5」を掛け合わせた楕円形のシルバーバッヂを専用にデザイン。このシルバーバッヂは、ダッシュボードとソフトトップの両サイドに配置される。

 グランカブリオは、最高出力323kW(440PS)/7000rpm、最大トルク490Nm(50kgm)/4750rpmを発生するV型8気筒 4691ccエンジンを搭載し、これに電子制御6速ATを組み合わせる。エクステリアデザインはピニンファリーナが手がけた。

(編集部:小林 隆)
2011年 8月 26日