本田技研工業は8月31日、第64回フランクフルトモーターショー（プレスデー：9月13日～14日、一般公開：9月15日～25日）の出展概要を発表した。

　ワールドプレミアされるのは、2012年初頭より欧州で発売を予定している新型「シビック（5ドア）」。シビック（5ドア）は、走行性能やハンドリングを大幅に向上させるとともに、上質な乗り心地と低燃費を実現したと言う。

　ボディーデザインは、より低くワイドでエアロダイナミクスを追求したモノフォルムとしながら、欧州Cセグメントでトップクラスの居住空間を実現。リアコンビネーションランプは空力効率を高める形状とし、車体の上部や側面のエアフローを制御するなど、スポイラーとしての機能も果たしたと言う。

　この新型「シビック（5ドア）」開発のショートムービーは、ショーでの発表に先駆けてWebサイト（http://multivu.com/players/English/51356-honda-motor-europe/）で公開されている。

　同社ブースでは、EV（電気自動車）のコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」、次世代プラグインハイブリッドの技術展示モデル、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」のほか、電動二輪車「EV-neo」などを展示。2012年モデルの新型インサイトやCR-Z、CR-V、ジャズ、アコードなどの四輪車のほか、最新の二輪車・汎用製品の展示も行われる。