ボルボ、交通事故時の衝撃を表示する「衝撃体重計」 9月14日~21日までボルボ・カーズ世田谷に展示 |
ショールームには体重計に加え、衝撃を視覚的に伝えるため、いすを積み上げてどれくらいの高さから落ちることに匹敵するかも展示する |
ボルボ・カーズ・ジャパンは9月13日、交通事故時の衝撃を表示する「衝撃体重計」を制作したと発表した。衝撃体重計は9月14日~21日の期間、同社のショールーム「ボルボ・カーズ世田谷」に展示される。
秋の交通安全運動に連動し、シートベルト着用率の向上を目指して制作されたもの。
衝撃体重計は、ボルボの衝突実験データを基に、体重から事故時の荷重値を推測するもので、25km/h、40km/h、55km/h走行時における数値をkgで表示する。
例えば、体重50kgの人が25km/h走行時に衝突した場合は1250kgの、40km/hの場合は1750kgの、55km/hの場合は2250kgのエネルギーが胸部にかかることが表示される。この数値を表示させることで、シートベルト非装着時のリスクを理解してもらうとともに、特に後席のシートベルト着用率やタクシー乗車時のシートベルト着用率の向上を狙うとしている。
また、ショールームには体重計に加え、衝撃を視覚的に分かりやすく伝えるため、いすを積み上げてどれくらいの高さから落ちることに匹敵するかも展示する。15km/hの場合はいす1脚分(約45cm)、20km/hは4脚分(約1.8m)、30km/hは8脚分(約3.6m)に相当すると言う。
●ボルボ・カーズ世田谷
住所:東京都世田谷区用賀1-10-15
Tel:03-5491-1611
URL:http://www.ac.volvocars.co.jp/default/index/shop?sid=28
(編集部:小林 隆)
2011年 9月 13日