パイオニアは9月28日、10月4日～8日まで幕張メッセ（千葉県千葉市美浜区）で開催されるIT・エレクトロニクス関連の総合展示会「CEATEC JAPAN 2011」の出展概要を発表した。

昨年のCEATECでもHUDは展示されていたが、今年はAR技術が採り入れられたAR HUDの展示が行われる	現在発売中のスマートフォンリンク ナビクレイドルも、昨年のCEATECが初出展

●AR HUD（ヘッドアップディスプレイ）
　次世代車載用ディスプレイで、光源にRGBレーザーを採用。昨年のCEATECでも、HUDの展示を行っているが、AR技術を組み合わせることで、目の前の風景にナビゲーションなどさまざまな情報を重ねて表示するなどの進化を遂げている。参考出品

●非接触充電システム
　駐車するだけで充電ケーブルやプラグを使わずに充電できる、新開発・コンパクトサイズの充電器を搭載した「非接触充電システム」。無線通信技術を使い、「街」「家」「車」をつなげる提案を行う。参考出品

●カーエレクトロニクス製品/ホームエレクトロニクス製品
　2011年秋に発売する新製品などの展示。

●サイクルナビゲーション
　アスリート向けの高機能「サイクルコンピューター・ペタリングモニタセンサー」と、一般サイクリスト向けの、自転車で街を散策する“ポタリング”を楽しむためのGPS センサーと地図データを搭載した「サイクルナビゲーション」。なお同社は、昨年の自転車展「サイクルモード」でAndoroid OSを搭載し、ANT＋によって通信を行うサイクルコンピューターを参考出品している。参考出品。

昨年のサイクルモードに参考出品されたサイクルコンピューター。現在は、同社ショールーム「パイオニア プラザ銀座」に展示されている

　そのほか、有機EL照明、テーブルに52V型LCDのタッチパネルを搭載したコミュニケーションテーブルなどの参考出品が行われる。