GM、新型コンパクトハッチバック「シボレー・ソニック」日本導入 |
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、新型コンパクトハッチバック「シボレー・ソニック」を11月12日に発売する。価格は標準車のソニックが189万円、15インチアルミホイールやメタリックペイントを選択できるソニック LTが198万円。ステアリング位置は右のみ。
7月に発売した新型SUV「シボレー・キャプティバ」と同様に、北米、欧州、韓国など米ゼネラルモーターズの世界中の拠点が共同で開発したモデル。本国では4ドアセダンもラインアップするが、日本では5ドアハッチバックのみの展開となる。
パワートレーンは、直列4気筒DOHC 1.6リッターエンジンにシボレーブランドのコンパクトカーとして初の6速ATを組み合わせる。その長所は、ギアセットをエンジン中心線と同軸上に配置し、パワートレーン全体をコンパクトにまとめたこととしており、これによりエンジンフードを低く、そしてインテリア・スペースを拡大することができたと言う。
10・15モード燃費は11.3km/L、JC08モード燃費は10.9km/L。
エクステリアでは、ひと目でシボレーと分かるデュアルポートグリルとボウタイ・エンブレムとともに、モーターサイクルをモチーフとしたレンズカバーを持たない剥き出しのヘッドランプを採用。グラマラスなホイールアーチやワイドトレッド、短いオーバーハングにより力強さと安定感を表現した。
また、リアドアハンドルをボディー上部に配置し、3ドアハッチバックに見える処理が施されている。
ボディーカラーはサミットホワイト、フレイムレッドのほか、ソニック LT用としてメタリックカラーのスイッチブレイドシルバー、カーボンフラッシュ、ボラカイブルーを用意。
インテリアでは、シボレー・コルベット譲りのデュアル・コクピット・デザインを採用。ラップラウンドしたインストルメントパネルは両側のドアにまで連続し、一体感を演出している。また、メーター・クラスターもモーターサイクルにヒントを得たデザインとし、大型の回転計とデジタルメーターを組み合わせている。
ソニック諸元 | |
ステアリング | 右 |
全長×全幅×全高[mm] | 4050×1740×1525 |
ホイールベース[mm] | 2525 |
前/後トレッド[mm] | 1510/1500 |
エンジン | 直列4気筒DOHC 1.6リッター |
最高出力[kW(PS)/rpm] | 85(115)/6000 |
最大トルク[Nm(kgm)/rpm] | 155(15.8kgm)/4000 |
10・15モード燃費[km/L] | 11.3 |
JC08モード燃費[km/L] | 10.9 |
トランスミッション | 6速AT |
駆動方式 | 2WD(FF) |
車重[kg] | 1220 |
前/後サスペンション | ストラット/トーションビーム |
前/後ブレーキ | ベンチレーテッドディスク/ドラム |
タイヤ | 195/65 R15 91H |
定員[名] | 5 |
(編集部:小林 隆)
2011年 10月 6日