トヨタ自動車は10月11日、7月に公表していた東北3社の統合新会社名と社長を内定した。新社名は、トヨタ自動車東日本株式会社となり、社長はトヨタ自動車専務役員の白根武史となる。

　新会社は、関東自動車、セントラル、トヨタ東北を統合。「中部」、「九州」に次ぎ、「東北」を「トヨタ第3の国内生産拠点」と位置付け、国内生産体制の3極化をさらに強固にし、自立性を高めていくことが、日本におけるモノづくりを一層強化するとの判断に基づくものと言う。

　白根武史氏は、新会社の統合準備委員会委員長に就任して3社統合に向けた準備に携わり、新会社発足（2012年7月頃）の後、正式就任となる予定。3社統合により、コンパクト車の企画・開発から生産に加え、ユニット部品の生産、海外事業支援業務まで含めた総合車両メーカーへの発展を目指すとしている。