BMW、「5シリーズ 」に新世代直噴ターボエンジン アイドリングストップ機構も搭載 |
ビー・エム・ダブリューは10月17日、新世代直噴ターボエンジンを搭載し、燃費を改善した「523iセダン」「523iツーリング」「535iセダン」「535iツーリング」を発売した。価格は610万円~870万円、納車は10月下旬殻を予定している。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
523iセダン | 直列4気筒DOHC 2.0リッター ターボ | 8速AT | 2WD(FR) | 610万円 |
523iツーリング | 640万円 | |||
535iセダン | 直列6気筒DOHC 3.0リッター ターボ | 840万円 | ||
535iツーリング | 870万円 |
523iセダンおよびツーリングは、最高出力135kW(184PS)/5000-6250rpm、最大トルク270Nm/1250-4500rpmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボエンジンを搭載。吸排気バルブタイミング可変システム「ダブルVANOS」、吸気バルブのリフト量を最適に制御するバルブトロニックを採用している。
523iセダンおよびツーリング、535iセダンおよびツーリングとも、アイドリングストップ機構と効率のよい走行をアシストするECO PRO(エコ・プロ)モードを搭載。ECO PROモードは、エンジンレスポンスやシフトタイミングの最適化に加え、エアコンディショナーやシートヒーター等の作動を効率的に制御することで、燃費のよい走行スタイルをサポート。また、燃費のよい走行をするためのヒントや、効率を向上させた結果による航続距離の延長についての情報をコントロールディスプレイやメーターパネル内に表示し、ドライビングを楽しみながら燃費を向上させることを可能にすると言う。こららにより、従来モデルから10・15モード燃費で21~31%の改善を実現している。
モデル | 10・15モード燃費 | 従来モデル比 |
523iセダン | 14.4km/L | 11.4km/Lから約26%改善 |
523iツーリング | 13.6km/L | 10.4km/Lから約31%改善 |
535iセダン | 12.8km/L | 10.6km/Lから約21%改善 |
535iツーリング | 12.4km/L | 10.6km/Lから約17%改善 |
これらにより、各車「平成22年度燃費基準+25%」および「平成17年排ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成しエコカー減税対象モデルと認定。自動車取得税および重量税が約75%減税、かつ、自動車グリーン税制に伴う登録翌年度の自動車税が約50%減税となる。
【お詫びと訂正】記事初出時、535iセダン/ツーリングのエンジン形式に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。
(編集部:谷川 潔)
2011年 10月 17日