ゼネラルモーターズ・ジャパンは1月23日、「キャデラック CTS」シリーズの改良を行い発売した。価格は4,900,000円～9,840,000円。

　V型6気筒3リッター、V型6気筒3.6リッターエンジン搭載車はエコカー補助金の対象予定車になっており、平成23年度第4次補正予算案が可決・成立した場合、2011年12月20日～2013年1月31日までに新車新規登録を行うと10万円の補助金が適用される。

　現行のCTSシリーズは、2008年にフルモデルチェンジした2世代目にあたるモデルで、セダン、ワゴン、クーペモデルをラインアップする。パワーユニットは、いずれのモデルも可変バルブタイミング機構と直噴システムを備えたV型6気筒3.0リッターと3.6リッターエンジンを搭載。さらにセダンとクーペでは、415kW（564PS）を発生するV型8気筒6.2リッターエンジンにスーパーチャージャーを組み合わせた「CTS-V」を用意する。

　今回の改良では、各モデルに搭載するV型6気筒3.6リッターエンジンの最高出力が、従来型の229kW（311PS）から237kW（322PS）にパワーアップ。また、ヘッドまわりの設計の見直しや新素材の採用などにより、エンジン重量を約10kg軽量化した。

　エクステリアでは、縦方向のリブを際立たせた新デザインのフロントグリル、より立体的になったキャデラックのエンブレムなど、主にフロントまわりの意匠が変更されたほか、ボディーカラーに新色のブラック・ダイヤモンド、オピュレント・ブルー・メタリックを追加。

　装備面では、CTSクーペにサイドブラインドゾーン・アラートシステムを追加している。

CTS スポーツセダン

CTS スポーツワゴン

CTS クーペ