JAF、関東甲信越地方の積雪で救援依頼が急増
1都9県の救援依頼数は5,116件に

2012年1月25日発表



 JAF(日本自動車連盟)は、1月23日、24日の関東甲信越地方の積雪に伴う、ロードサービスの救援依頼件数を発表した。

 これによると、1都9県で受け付けた救援依頼は5,116件となり、対前週比で141%と大幅に増加した。

 依頼内容は積雪、路面凍結による「スリップによる事故・落輪」「パンク」のほか、気温低下による「バッテリー上がり」「エンジン不始動」が多かった。また、積雪、路面凍結の状況が通勤時間帯に重なったことにより、トラブルが急増したとしている。

 このうち、4センチの積雪を記録した東京では対前週比で144%の1,398件となったほか、神奈川、千葉、埼玉、茨城でも増加が目立ったと言う。

 こうした結果を踏まえ、JAFでは今後も降雪や気温低下が予測されることから、タイヤチェーンなどの滑り止めの準備や、バッテリーのチェックなどを行うよう呼びかけている。

関東エリア ロードサービス実施状況(速報値)



関東エリア計前週比
1月23日受付件数2,572140.9%
実施件数2,335136.5%
1月24日受付件数2,544141.2%
実施件数2,147128.6%
2日間合計受付件数5,116141.0%
実施件数4,482132.6%

(編集部:小林 隆)
2012年 1月 25日