ソニックデザインは、BMW/MINI専用のスピーカーパッケージ21機種を、9日に発売した。

　　車種別専用スピーカーパッケージ「ソニックプラス」シリーズの新製品。対応車種のフロントドアにウーファーユニットを、純正スピーカーと交換でボルトオン装着できるスピーカーパッケージ。装着が容易なうえ、乗り換える際に純正スピーカーに戻したり、別の同型車種に乗せ替えることが可能。

　全モデルに「トップグレード」「ハイグレード」「スタンダード」の3グレードを用意。ナローギャップ・モーターシステム搭載のドームトゥイーターに、トップグレードはピュアアラミド振動板の25mmユニット、ハイグレードはマイクロファイバー振動板の25mmユニット、スタンダードはマイクロファイバー振動板の18mmユニットを採用する。

　なおBMW車のフロントドアは奥行きに余裕がなく、ほかのソニックプラスシリーズで採用しているエンクロージュア方式は採用できない。このため、ドア内空間をエンクロージュアに見立てる背面解放バッフル式を採用。ユニット繰り出し量（前後位置）や音の放射特性を最適化した、特殊形状のアルミ削り出しインナーバッフルを各車種別に専用開発し、不要共振を抑えながら音の明瞭度を高めるよう設計したとしている。

　各製品の詳細な対応車種は次のとおり。なお、いずれも純正プレミアムサウンドシステム装着車には取り付けられない。また新型6シリーズ（F13系）、新型3シリーズ（F30系）、X3（F25型およびE83型）、1シリーズ（F20系およびE87系）、先代MINI（R50系）などには対応していない。

SP-E90M（ハイグレードモデル）	SP-E90E（スタンダードモデル）