日本RV協会（JRVA）は3月12日、キャンピングカーユーザーを対象に、高速道路のSA（サービスエリア）/PA（パーキングエリア）および道の駅でもっとも利用する施設を尋ねるアンケート調査の結果を発表した。

　この調査結果によると、368回答のうち、もっとも利用率が高かった施設は205票を獲得した「トイレ」（55.7％）。これに「温泉」（16.3％）、「特産品販売所・お土産コーナー」（15.2％）、「レストラン・食堂・スナック」（7.9％）が続いた。

　また、SA/PA、道の駅での「食事・食材購入・お土産などを購入する金額」を聞いたところ、324回答のうち、もっとも多かったのは128票を獲得した「2001円～4000円」（39.5％）だった。以下、「1円～2000円」（27.2％）、「4001円～6000円」（15.7％）、「1万円以上」（7.4％）と続く結果となっている。

　日本RV協会によると、キャンピングカーユーザーがSA/PA、道の駅などの休憩施設を利用するときの実態を明らかにした調査は、これまであまり行われたことがなかったと言い、「今回の調査は、そういった意味で非常に貴重なデータ」としている。

SA/PA、道の駅に併設されている施設でもっとも使用する施設は「トイレ」（出典：日本RV協会）	SA/PA、道の駅での「食事・食材購入・お土産などを購入する金額」でもっとも多かった価格帯は「2001円～4000円」

　なお、3月17日、18日に関西地方で最大の規模となる「大阪キャンピングカーショー2012」が開催される。会場は京セラドーム（大阪府大阪市西区千代崎3丁目中2-1）で、開催時刻は各日10時～17時。入場料は一般（高校生以上）500円、小人（小・中学生）300円。

　会場ではキャンピングカーの展示・販売や、各種物販、アウトドア用品の展示・販売が行われる。