東京湾岸警察署と東京湾岸交通安全協会は3月20日、東京 お台場にあるシンボルプロムナード公園にて春の全国交通安全運動に先駆けたイベント「東京湾岸交通安全パレード」を開催した。今年の春の交通安全運動は4月6日～15日に実施される。

　パレードには、東京湾岸書警察署の大友署長や東京湾岸交通安全協会の森田会長のほか、警視庁のマスコットキャラクター ピーポくんや、三井ダイレクト損保が主催するムジコロジー研究所のキャラクター むじころう＆むじこりんなどが参加した。

ガンダムも見られるシンボルプロムナード公園をパレード	パレードにはむじころうやむじこりんもさんか

　パレード後の挨拶で大友署長は「交通事故は毎年減少しているが、都内では昨年215名の尊い命がなくなっている。なんとしてもこういう大きな事故を防がなくてはいけない。そのためには、皆様方お一人一人が安全意識をしっかり持って事故を起こさない、事故に遭わないことが大事だと思っている」と述べた。

東京湾岸書警察署 大友署長	東京湾岸交通安全協会 森田会長

　さらに、映画「サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」の出演者も登場。小学生らとともに譲り合いの心を訴えるムジコロジー体操を披露した。

突如登場した自転車に乗るサイタマラッパーグループ	反対側から現れた小学生達とラッパー達がぶつかりそうになる	いがみ合う小学生とラッパー
ムジコロジー体操が流れると・・・	お互いに譲り合う心が芽生え、仲直りする。という展開	映画「サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」の出演者達。4月14日より渋谷シネクイントで先行ロードショーとのこと

　また、同出演者や来場者も交えて、自転車の安全に関するクイズを実施。自転車は原則車道を走る、車道を走る時はクルマと同じ左側を走る、やむを得ず歩道を走るときは車道寄りを走る、二人乗りや携帯電話で通話しながらの運転は禁止、子供を自転車に乗せるときはヘルメットをかぶせるなど、自転車安全5則を説明した。

　クイズの後には、駒澤大学吹奏楽部による演奏を披露。また、来場者には、むじころうのキーホルダーなども配られていた。なお、むじころうとむじこりんは、4月15日に高輪署が主催する交通安全イベントにも参加する。

駒澤大学吹奏楽部による演奏	左からむじこりん、ピーポくん、むじころう	来場者にはむじころうのキーホルダーも配られた