パナソニック、SDカーナビ「ストラーダ Zシリーズ CN-Z500D」
電動開閉式モニター採用のオンダッシュカーナビ

ストラーダ Zシリーズ CN-Z500D

2012年4月20日発売
オープンプライス



 パナソニック オートモーティブシステムズ社は、7V型ワイドVGAモニターを搭載するSDカーナビ「ストラーダ Zシリーズ CN-Z500D」を4月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万円前後。

ストラーダ Zシリーズ CN-Z500Dは、オンダシュモニター、ナビゲーションユニット、リモコンで構成されるオンダッシュモニターオープン時オンダッシュモニタークローズ時

 CN-Z500Dは、ダッシュボード上に設置可能なオンダッシュタイプとしては初めて電動開閉式モニターを搭載。車両のイグニッション操作と連動し、モニター部が電動で開閉。未使用時は収納できる。

 Z500D用標準取り付けキット「CA-FUK100D」(4月20日発売、2万790円)のほか、Z500D用BMW 1シリーズ専用取付キット「CA-FEK100D」(6月20日発売、3万4440円)も用意される。

オンダッシュモニターオープン時オンダッシュモニタークローズ時
ナビゲーションユニットナビゲーションユニット取り付けイメージ

 7V型ワイドVGA(800×480ドット)のタッチパネルモニターはバックライトにLEDを採用。地図機能としては、2012年度版地図を採用し、4月に開通する「新東名高速道路」の情報も収録されている(通行料金データ、新東名高速道路上のSA・PA 詳細施設情報は未収録)。

 メディア機能として、地デジ放送(12セグ/ワンセグ)対応チューナーを搭載するほか、iPod/iPhoneに対応し、製品付属のiPod・USB中継ケーブルを使用して接続すれば、カーナビ側でiPodのコントロールができ、充電も可能となる。また、地デジの「緊急警報放送」受信時には、警報内容を表示する地デジ放送画面に自動的に切り換わり、安全な避難をサポートすると言う。

 Bluetoothユニットも内蔵しており、携帯電話のハンズフリー通話や音楽データのワイヤレス再生ができる。スマートフォンとの連携も強化され、同社が開発した、グルメ・観光スポット等の検索が可能なスマートフォン専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」に対応。Bluetooth対応スマートフォンからナビへの地点データの転送が可能となっている。

 また、リモコンも新デザインとなり、従来のスティック型から、直径80mmの丸形を採用。BMW 1シリーズならカップホルダーにも取り付け可能な形状としている。

丸形リモコンBMW 1シリーズへのリモコン取り付けイメージ

 オンダッシュモニターサイズは、200×124×130mm(幅×奥行き×高さ、垂直オープン状態)。重量は800g。ナビゲーションユニットサイズは、171×148×46mm。重量は950g。電源はDC12V(試験電圧DC14.4V)に対応する。

(編集部:谷川 潔)
2012年 3月 28日