パイオニアは、カロッツェリアブランドからカスタムフィットスピーカー「Cシリーズ」「F シリーズ セパレートタイプ」、チューンアップツイーター「TS-T410」、「高音質インナーバッフル スタンダードパッケージ」、ブリッジャブルパワーアンプ「PRS-D700」の14機種を5月下旬に発売する。価格は、3675円～3万1500円。

カスタムフィットスピーカー TS-F1720S	チューンアップツイーター TS-T410

●スピーカー

高音質インナーバッフル スタンダードパッケージ	250W×2・ブリッジャブルパワーアンプ「PRS-D700」

●インナーバッフル

●アンプ

■カスタムフィットスピーカー「C シリーズ」「F シリーズ セパレートタイプ」
　カスタムフィットスピーカー「C シリーズ」は、Vシリーズなどの上位機種でつちかった、ツイーターにも中音域を担わせる“Open & Smooth”コンセプトを継承したモデル。軽量かつ高剛性の高音質振動板「IMXファイバーコーン」と、磁気回路までも包み込む「フルバスケットフレーム」構造を採用。セパレートタイプのツイーターは、2.5cm ボイスボビン一体型ハードドームツイーターとなる。なお、この新Cシリーズは、従来のCシリーズの後継製品。

　「F シリーズ セパレートタイプ」は、カスタムフィットスピーカーのエントリーモデル。従来からのエントリーモデル「Fシリーズ」が同軸タイプであったのに対し、2.9cm ツイーター（セミハードドームタイプ）を別体構造としたセパレートタイプを採用。Fシリーズと併売される。

　ウーファーの振動板には、高い剛性と優れた応答性を持つ振動板「IMCC」を採用。3段階の感度調整機能を搭載したクロスオーバーネットワーク、4層CCAW ボイスコイルを採用した磁気回路などを持ち、TS-F1720Sには、幅広い車種への取り付けを可能にする取付ブラケット3種を同梱するほか、全機種で車メーカーごとに異なるスピーカー端子に接続できる「ワンタッチ接続アダプター」を付属する。

　2.9cmツイーター（セミハードドームタイプ）を採用したチューンアップトゥイーター「TS-T410」もラインアップされた。

■「高音質インナーバッフル スタンダードパッケージ」「PRS-D700」
　高音質インナーバッフル スタンダードパッケージは、高剛性MDF素材を採用することで、スピーカーユニットの不要な共振を抑制。クリアな音楽再生を実現するとともに、低域再生のために必要なドア内側鉄板の強度を補うことで、低域のレスポンスが向上すると言う。スピーカー背面に生じる逆相音を遮蔽する、遮音クッションも同梱する。

　トヨタ/ダイハツ/アウディ/ボルボ車用など、メーカーごとに専用の製品を用意する。

　250W×2・ブリッジャブルパワーアンプ「PRS-D700」は、デジタル統合ICを搭載した高性能CLASS D回路を搭載したアンプ。従来モデル（PRS-D8200）に比べ、容積を半分に抑えているため、マルチパワーアンプシステムを組み易くなっている。アンプ構成も、左右のスピーカーをステレオアンプで鳴らすシステムから、高域・中域・低域用の左右のスピーカーユニットをモノラルアンプとして鳴らすL/R 完全独立マルチアンプ・マルチスピーカーシステム構築まで、幅広い再生システムに対応する。