トヨタ自動車とダイハツ工業は「パッソ」「ブーン」に一部改良を施し、27日に発売した。あわせてトヨタは、パッソの特別仕様車「1.0X“Kutsurogi”（クツロギ）」を同日発売した。

　トヨタ「パッソ」はトランスミッションほかのフリクション低減により、1リッター2WD車でJC08モード燃費21.2km/Lを実現した。

　また1リッター2WD車にはアイドリングストップ機構「（Toyota Stop＆Start System」をオプション設定して、23km/Lを実現した。ただし「1.0X “V package”」のみ、メーカーオプションのVSC＆TRC装着時に選択可能となっている。

　これにより、1リッター2WD車全車がエコカー減税の対象となった。なおウェルキャブにも同様の改良が施されている。

　特別仕様車「1.0X“Kutsurogi”」は、「1.0X」をベースに、特別設定色の内装色ブラウニーやスーパーUVカットガラスをフロントドアに採用した。車体色は、特別設定色のヒスイパールメタリック（オプション）を含む、全10色を設定している。

ダイハツ「ブーン CL “Limited” 2WD」

　ダイハツ「ブーン」は2WD全車にアイドリングストップ機構を搭載、JC08モード燃費23km/Lとした。エコカー減税により75％減税を受けられる。また2WD全車に横滑り防止装置「VSC&TRC」を標準装備したほか、リヤ中央席にヘッドレストを追加し、シートベルトを3点式ELRとした。