スズキは、SUV「エスクード」の仕様を一部変更するほか、特別仕様車「X-Adventure（クロスアドベンチャー）」を設定し、11日に発売した。

　仕様変更では、フロントマスクや17インチアルミホイールのデザインを変更したほか、バックドアのスペアタイヤを廃止した。またインテリアに黒基調のシートとドアトリムクロスを採用した。さらに、従来のポリプロピレンと比べて、約10％軽量で材料着色化に優れた新開発の樹脂材料「スズキ スーパー ポリプロピレン（SSPP）」を採用したスキッドプレートを装備した。

エスクード

　クロスアドベンチャーは、電動サンルーフと横滑り防止装置「ESP」、ヒルディセントコントロール、ヒルホールドコントロールを標準装備したほか、LEDリングイルミネーション付フォグランプ、高輝度ダークシルバー塗装の専用18インチアルミホイール、専用ボディーサイドメッキモールとバックドアモール、専用リヤライセンスメッキガーニッシュ、ルーフレール、ルーフエンドスポイラー、マフラーテールカバー、「X-Adventure」エンブレム、を装備。新色の「バイソンブラウンパールメタリック2」を含む、全4色の車体色を設定した。

　インテリアはレッドステッチ入りの赤と黒のツートーンのシート、撥水加工された「ラックススエード」のシート表皮、レッドステッチ入りの本革巻ステアリングホイールと本革巻シフトノブ、専用ドアトリムクロスと専用シフトパネル、専用パワーウインドースイッチベゼルを採用した。