GM、「ソニック」の新カスタムプログラム「MY CUSTOM SONIC」発表 鎌倉・腰越海岸で開催した「シボレー・ビーチパーティ」会場で車両公開 |
ゼネラルモーターズ・ジャパンは14日、同社のコンパクトカー「シボレー ソニック」のカスタマイズ・カー・プログラム「MY CUSTOM SONIC(マイ・カスタム・ソニック)」をスタートさせ、同日から全国の正規ディーラーネットワークで販売すると発表した。
アメリカン・カスタムカーを手がけているアイロックとのコラボレーションで行われる今回のプログラムは、アメリカのSEMAショーなどで出展されたドレスアップ車両を見たユーザーから「日本でもこんなソニックに乗りたい」という要望が寄せられたことを受け、実施されることになったもの。
「クールで、ファンで、フリーダムな自分だけのオリジナル シボレー ソニックを創ろう!」を合い言葉に、エアロパーツ4点セットや18インチホイール、スポーツサスペンションなどの装着で大幅にイメージチェンジする「STREET ICON PACKAGE Version1」(74万4450円)、エアロパーツ4点セットと18インチホイールでドレスアップを楽しむ「STREET ICON PACKAGE Version2」(42万6300円)の2種類のプランを用意するほか、パーツごとのオーダーも可能になっている。また、新車購入時にとどまらず、購入後の追加装着にも対応する。
シボレー ソニックSTREET ICON PACKAGE Version1 |
車両の発表は、同社が鎌倉の腰越海岸で7月14日~16日に開催した「シボレー・ビーチパーティ」の会場で行われた。発表会でゼネラルモーターズ・ジャパンのジョージ・ハンセン ディレクターは「昨年11月のシボレー ソニック発売以来、多くのお客様からアメリカ的なホイールが欲しい、北米やオーストラリアに多数あるソニック用パーツは日本で買えないのかといった声が寄せられました。また、カスタムカー文化はアメリカで1950年代から若者が続けてきて、カルチャーの非常に重要な要素として考えられています。我々もさまざまなカーショーでカスタムカーを展示しており、その中で昨年のSEMAショーに出したモデルが今回の車両のイメージになっています」とコメントした。
ゼネラルモーターズ・ジャパンのジョージ・ハンセン ディレクター | 「フロントのメッシュグリルとカーボンのレーシングストライプでスポーティさを出しています」と解説するアイロックの松浦氏 |
また、「シボレー・ビーチパーティ」の会場となった海の家・KULAには、シボレー ソニックSTREET ICON PACKAGE Version1に加えて、同日から限定30台で発売された「シボレー キャプティバ Coleman Edition」、「シボレー カマロ生誕45周年記念限定車」の3モデルを展示。
さらに、特設されたDJブースなどを使って国内外のアーティストによるパフォーマンスが連日行われ、初日のオープニングには元ミッシェル・ガン・エレファントのメンバーでもあるウエノコウジ氏によるDJパフォーマンスが披露された。
“シボレー&ミュージック”をテーマに、アメリカのウエストコーストがイメージモチーフの「シボレー・ビーチハウス」が7月14日~16日の3日間限定でオープンした |
シボレー ソニックSTREET ICON PACKAGE Version1とウエノコウジ氏によるDJパフォーマンスのコラボレーション |
■シボレー キャプティバ Coleman Edition
30台限定のシボレー キャプティバ Coleman Edition |
乗降性を向上させるランニングボードを専用装備 | リヤゲートにColemanネームステッカーを装着 |
ロードトリップグリルやクーラーボックス、ピクニックテーブルセット、パーティシェード、クアッドLEDランタンなどをセットした「コールマンアドベンチャーパッケージ」が全購入者にプレゼントされる | 今年5月から導入されている改良モデルでは、フロントバンパーのフォグランプとクロームベゼルが全車標準装備になっている |
ラグジュアリーパッケージの電動スライディングルーフ、レザーシート、フロントシートヒーターを標準装備。ヘッドレストのボウタイ刺繍はColeman Edition専用アイテム |
■シボレー カマロ生誕45周年記念限定車
シボレー カマロ生誕45周年記念限定車のコンバーチブルモデル。カーボンフラッシュメタリックの専用ボディーカラーを採用 | フロントフェンダーに装着された45周年記念ロゴ |
シボレー カマロ生誕45周年記念限定車のインテリア |
シートやステアリング&シフトノブなどに専用の赤と青のステッチが施され、ステアリングスポーク下側にも記念の専用ロゴを装着 |
インパネのガーニッシュパネルやドアトリムなども専用のホワイト系配色に変更。ガーニッシュパネルの助手席側には専用ロゴを配置する |
レザーシートに45周年記念の刺繍が入り、スカッフプレートもロゴ入りの専用品になる | |
ボンネットのレッド/チャコール専用ストライプにも45の数字をあしらう |
(佐久間 秀)
2012年 7月 17日